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ハンガリー作曲家による
クラリネット作品全9作品 メモリーズ・オブ・ハンガリー [Memories of Hungary] <収録曲> ワイネル:ベレギヴェンブルグ ヴェチェイ:悲しきワルツ ヒダシュ:ソナタ リスト:愛の夢 第3番 オルバーン:ラズモフスキー伯爵への告別 etc. 共演:グヤーシュ・マルタ(Pf) お申込み&お問い合わせ Propart Hungary Bt. proparthugary@upcmail.hu ◆Lesson◆ ただ今新宿および吉祥寺などでレッスンを行っています。その他アンサンブルや出張演奏などについてのお問い合わせはinfo@klarinette.jp までどうぞ。 また新宿でのレッスンはドルチェ楽器内のドルチェ・ミュージック・アカデミーへお問い合わせ(03-5909-1770)ください。 「ドルチェ楽器東京ミュージックアカデミー講師豊永美恵」 ◆ Link ◆ Yoshie Toyonaga Official Website ~留学時代の前Blog~ 気まぐれMagyar~ハンガリーからの調べ Management&Back up support Propart Hungary Bt. Special Thank's ◆プレビュー◆ ♪J.Brahms: Magyár Tánz No.5 ♪W.A.Mozart: Clarinet koncert K.622 ~Adagio ♪B.Bartók: Kontrasztok~1mov ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 掲載写真の無断使用は お断りします。 copyright (c)2009to- fortunati All rightsreserved. ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ブログパーツ
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4日の演奏会から一日が経ちましたが、
東京オペラシティーコンサートホールで行われた 「明日を担う音楽家たち2011」にて フリジェシュ・ヒダシュ作曲「クラリネット協奏曲センプリーチェ」 日本初演を終える事ができました。 関係者の皆様、そして応援して下さった多くの皆様に深く深く感謝致します。 この作品との出逢いは2004年の事でした。 ハンガリー留学当時にヒダシュ氏のクラリネットソナタを初演させて頂く機会があり、 他のクラリネットのための作品も同時に勉強するためでした。 その時のヒダシュ氏との対話やエピソードは改めて書きとめたいと思いますが、 とにかく作品の魅力に惹きこまれた私は、気がつくと 「これを日本でも演奏したい!私に日本初演をさせて下さい!」と言っていたのです。 その時もヒダシュ氏は、レッスン室に入る木漏れ日を浴びながら ニコニコとほほ笑んで「jó jó (ok ok )」と言いながら その時楽譜に書き入れて下さったサインが写真のものです。 もちろん、その時は他愛のない会話の一つでしたが、その時の約束がこんなにも早く、 そしてこれ以上ないという最高の舞台で実現できたことに感謝以外に言葉がありません。 また、今回サプライズとしてプログラムに ヒダシュ氏の息子さんからの手紙が記載されていました。 まったく知らない事だったので、GPを終えたあと楽屋に届けられたプログラムを見て驚き、 その暖かい言葉におもわず涙が溢れてきました。 この手紙に関してもオーケストラ連盟の皆さんと関係してくださった全ての方々に 深く深くお礼申しあげます。有難うございました。 親愛なる豊永 美恵 様 父の作品を演奏する日本人クラリネット奏者がいると貴方の存在を聞いて大変光栄に思います。2004 年に父の書いた『クラリネットソナタ』を世界初演し、同年にハンガリー国営ラジオよりメディア初演し成功を納めた事、本人がその場に居合わせ、貴方の演奏を通して自身の作品を聴くことが出来た事など、しっかりと役目を果たしていただけた事に感謝しております。父と共に作品を作り上げた素晴らしい時間が、披露して頂いた作品に対し著作権に関係なく、いつでも貴方に演奏する権利を与えた事に関しても演奏家としての貴方に思い託したからだと思います。私たち家族は、作曲者の思いが書かれたメッセージとも言える作品を演奏家として伝承していく価値があると感じています。貴方が留学先にハンガリーを選んだ事、父の作品を始めとする多くのハンガリー作品に出会った事は、もしかすると偶然ではなく、そのように導かれていたのかもしれません。これからもハンガリー人作曲家作品の後継者の一人として、より多くの方に作曲家の思いと作品の良さを伝えていっていただければと思います。 2011年1月23日、ブダペストにて アミゴ・ペーテル ヒダッシュ・フリジェシュ御子息 天国からヒダシュ氏が急に舞い降りてきてくれたのかと感じました。 そして大きな力を与えられた私は、今日はヒダシュ氏の為に吹こうと心に決め、 ご本人が一番愛していた2楽章を愛を込めて演奏しました。 オーケストラの響きに包まれ身をゆだねるような演奏ができたのも 指揮者の円光寺さんとオーケストラの皆さんのおかげです。 そして、私の音を通じてヒダシュ氏の言葉に耳を傾け、 本当に沢山の拍手を下さった会場の皆さんのおかげです。 そして、当日会場には来れないからと沢山のメールや応援のお電話をくださった 皆さんのおかげでもあります。 本当にありがとうございました。 この作品が今後も演奏されつづけられるよう、 これからも益々精進を重ねて行きたいと思います。 応援宜しくお願いします!
by toyonagayoshie
| 2011-02-06 23:45
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